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ヨーヨー・マ チェロリサイタル 2008

念願のヨーヨー・マ チェロリサイタルに行って来ました。
秋晴れの昼下がり、とても気持ちの良い日でした♪

ピアノは キャサリン・ストット氏

<<プログラム>>
シューベルト アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ショスタコーヴィチ チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ピアソラ ル・グラン・タンゴ
ジスモンチ ボーダス・ヂ・プラダ(銀婚式)~クアトロ・カントス(4つの歌)
フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ用編曲版)

アンコール

モリコーネ 「船上のピアニスト」のテーマ
ガーシュウィン(ハイフェッツ編曲) プレリュード
サン=サーンス 白鳥

アンコールは3曲も演奏してくださいました。

プログラム、解説より一部引用。

アルペジョーネソナタ
そもそも「アルペジョーネという楽器は、19世紀前半にウィーンのヨハン・シュタウファーによって開発された」そうです。
外観は小型のチェロ、ネックにはフレットが付けられ、胴はギターに似て6弦を持つ。
アルペジョーネのための作品としては唯一知られる存在となった、とあります。
原曲がチェロ用ではないので、難しそうな部分が沢山ありましたが、この季節にぴったりな甘くて切ない演奏でした♪思わず「シューベルト;ます、アルペジョーネソナタが入っている」CDを買ってしまいました~。

ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタ
跳躍的でかなりカッコいい感じの曲。1934年ショスタコーヴィチ氏28歳の時の作品だそうです。全ての演奏の中で、私はこれが一番のお気に入りですが、残念ながらCD録音はされていないようです。尚更、生で聴く値打ちがありますね。

ル・グラン・タンゴ
アストル・ピアソラ氏のリベルタンゴは、日本でとっても有名ですね(ウイスキー?!のCMでマ氏が演奏されていました)
この曲は、「1982年ロストロポーヴィチ氏のために書かれたチェロとピアノのための作品」だそうですよ。

ジスモンチ(1947~) の銀婚式~4つの歌
初めて聴きました。ジスモンチ氏はブラジル出身だそうです。どことなく民族的な雰囲気が漂っていました。

フランク ソナタイ長調(チェロ用編曲版)
元々マ氏のCDに第一楽章だけ入っていましたが、全て通して聴いたのは初めてです。「同郷のヴァイオリニスト、イザイの結婚のお祝いとして贈られた」そうですね。素敵な曲ですね・・・何というか、ほ~~っとしました♪

最近忙しくて体調不良でしたが・・・演奏を心から楽しむことができましたよ☆以上ご報告まで☆
by morpheus-cello | 2008-11-16 09:54 | Music-2, classic