2012年 11月 10日
マーラーとクリムト。
お気づきかもしれませんが、わたくし、クリムトさんが結構好きです。
今年の夏に少しだけザルツブルクに行ったのですが、今年は「クリムト生誕150周年」とのことで、
クリムトグッズがお土産屋さんに沢山ありました。
(本当は本拠地ウィーンにも足を運びたかったのですが、難しかったので美術館には寄れず><)
グスタフ・クリムト。。。といえば、「接吻」が有名ですね。
以前テレビでクリムトの特別番組を観て知ったのですが、「愛と官能」の作家のサロンには、いつも女性がいっぱい。裸婦像を描く際のクリムトは全裸に長いスモッグをまとっていたとか。。。
金で装飾された女性の絵画、ごてごてせず嫌味っぽくなくて美しいと私は思っています。
でも、クリムトさんのどこが一番好きかと言うと、風景画の「静寂さ」が好きなのです。
ブログのアバタ―?にもクリムトの風景画を使用させていただいています。
夏になると、彼はザルツカンマーグートのアッタ―湖周辺の別荘に滞在し、ウィーンで描いていた絵とは対称的な静かで落ち着いた風景画を描いていたとのこと。
彼の作品を観ていると、
人間には様々な面があって当たり前。
どちらの自分も本当の自分。
という言葉がふと思い浮かびます。
それから。。。
マーラーの交響曲を自分で弾いてみるまで、ほとんど意識していなかったのですが、
グスタフ・マーラーもまた、オーストリアに生まれたのでしたね。
「グスタフ」つながりなんだなぁとぼんやりと思っていたのですが、色々と調べていると、なんとびっくり。
マーラーの奥様「アルマ・マーラー」は、若いころ、クリムトに恋していたのだとか。
そして、彼女の男性遍歴にびっくりしてしまったのですけれども。。。(笑)
同じ時代を生きた二人の芸術家のことを想いながら、今日もマーラー交響曲第一番を聴いています。
もっといろいろと二人について知りたいな♪
ご訪問ありがとうございます♪
にほんブログ村