夢中になって読みました。
「今井信子 憧れ ヴィオラとともに」
今井信子さんの自伝です。
ヴィオラに出会うまでの経緯、音楽に対する向き合い方や、カルテットの素晴らしさ、
楽器のこと、音楽家としての海外生活、偉大な音楽家との出会い、ヴィオラスペース立ち上げ、家族のこと・・・などなど。
ヴィオラという楽器、という章もあり、大変勉強になりました。
何より、文章に、そして今井さんご自身の人生に、ぐいぐいと引き込まれていき、あっという間に読めました。
バルトークの息子さんに、ヴィオラ協奏曲新版の内容について確認するために、フロリダまで出向かれたところが一番印象的でした。
「たからもの」というCDがついているのですが、これがまた素晴らしくて泣きます。
お次は、シルヴェット・ミリヨ著「弦楽四重奏」を読むことにします。