2016年 06月 01日
こつこつ。
前回の続き
グリュッツマッハ―さんとデュポーさんのエチュードで、わりとお腹がいっぱい…。
ロングトーンの練習や、曲の練習と同様に、
右手を意識して譜読みをしているのですが、左手が根本的に難しいような気がします。
でも音程の悪いところは、できるだけ、他の音との響きを合わせるように努力しています。
グリュッツマッハ― Op.38の8番↓ (右端が切れてます^^)
最初の装飾音符はなんとなく進行が分かってきたのですが、トリルをしながら重音を同時に弾くところ(Lentoの部分)が超ややこしくて、頭の中がまだ混乱している様子。
左手の重心を意識して、力が入らないように気を付けようっと。
デュポーさんは、やっぱりト音記号の部分が難しいです。運指、ハイポジションでも「4」でとる指示があるんですが…。
例えば3段目ト音記号の部分とか↓
どうなのかしら…。次回エチュードレッスンの質問事項です♪
↓バス進行が書かれている楽譜を見ながら、高い音を取った方が良いかもしれないということに、最近気づき始めて…。
カイザーのように、こちらのエチュードもCDがあるので、もちろん購入して聴いてみたのですけど。
カイザーの演奏は音楽的で美しかったので好きなんですけど、こちらの音源は個人的には好きになれず、あまり聴いてません。 (でも、ブログでネガティブなことを書くのは嫌なので、これくらいにします^^)
この前、SNSでプロのチェリストの方が、とある曲の運指について、他のチェリストのフォロワーさん達に「ここってどう弾いてる?」ってざっくばらんに質問されていたのがTLに流れてきて、凄い時代になったなぁ~って感心していました☆
一年前の今頃は、自分の出す音(特にA線の高音の響き)が嫌で、どうしたら良いかも分からず途方に暮れていて、でも素晴らしい先生方のお蔭でちょっとずつだけど進歩はしているみたい。考えも少し変わってきて、方法論に頼るのはやめようって思うようになり。
もともとブログは淡々と練習やレッスンの記録を取るために、2007年から始めたのだけれど(このブログは2009年から)、ネット上にあふれる情報に自分自身、結構影響されていて…。勿論、励みになる部分もあるんですけど。
でも結局は、自分で解決しないといけないことであって、文字から得られる情報はごくごく限られたものだなって思います。
最近は、地道にコツコツと弾いていたら、いつか研究みたいにぱっと目の前が開ける瞬間を体感できるかもしれないなぁ~って思いながら、前向きに練習しています。
趣味なのに、趣味だからこそ、真剣に楽しんでいる訳ですけど、弦楽器って何となく研究に似ていて、日々の積み重ねが大切な気がします。
誰と競うでもなく、美しく弾きたいっていう欲望に駆り立てられている感じです。
by morpheus-cello
| 2016-06-01 20:00
| Cello