2008年 11月 16日
ヨーヨー・マ チェロリサイタル 2008
秋晴れの昼下がり、とても気持ちの良い日でした♪
ピアノは キャサリン・ストット氏
<<プログラム>>
シューベルト アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ショスタコーヴィチ チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ピアソラ ル・グラン・タンゴ
ジスモンチ ボーダス・ヂ・プラダ(銀婚式)~クアトロ・カントス(4つの歌)
フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ用編曲版)
アンコール
モリコーネ 「船上のピアニスト」のテーマ
ガーシュウィン(ハイフェッツ編曲) プレリュード
サン=サーンス 白鳥
アンコールは3曲も演奏してくださいました。
プログラム、解説より一部引用。
アルペジョーネソナタ
そもそも「アルペジョーネという楽器は、19世紀前半にウィーンのヨハン・シュタウファーによって開発された」そうです。
外観は小型のチェロ、ネックにはフレットが付けられ、胴はギターに似て6弦を持つ。
アルペジョーネのための作品としては唯一知られる存在となった、とあります。
原曲がチェロ用ではないので、難しそうな部分が沢山ありましたが、この季節にぴったりな甘くて切ない演奏でした♪思わず「シューベルト;ます、アルペジョーネソナタが入っている」CDを買ってしまいました~。
ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタ
跳躍的でかなりカッコいい感じの曲。1934年ショスタコーヴィチ氏28歳の時の作品だそうです。全ての演奏の中で、私はこれが一番のお気に入りですが、残念ながらCD録音はされていないようです。尚更、生で聴く値打ちがありますね。
ル・グラン・タンゴ
アストル・ピアソラ氏のリベルタンゴは、日本でとっても有名ですね(ウイスキー?!のCMでマ氏が演奏されていました)
この曲は、「1982年ロストロポーヴィチ氏のために書かれたチェロとピアノのための作品」だそうですよ。
ジスモンチ(1947~) の銀婚式~4つの歌
初めて聴きました。ジスモンチ氏はブラジル出身だそうです。どことなく民族的な雰囲気が漂っていました。
フランク ソナタイ長調(チェロ用編曲版)
元々マ氏のCDに第一楽章だけ入っていましたが、全て通して聴いたのは初めてです。「同郷のヴァイオリニスト、イザイの結婚のお祝いとして贈られた」そうですね。素敵な曲ですね・・・何というか、ほ~~っとしました♪
最近忙しくて体調不良でしたが・・・演奏を心から楽しむことができましたよ☆以上ご報告まで☆
by morpheus-cello
| 2008-11-16 09:54
| Music-2, classic