2013年 10月 27日
チェコフィルのドヴォルザークとブラームス☆
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク(首席指揮者)
チェロ:ナレク・アフナジャリャン
☆第一部☆
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
アンコール (ナレク・アフナジャリャン氏)
ソリマ 「ラメンタシオ」
☆第二部☆
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
アンコール
ブラームス 「ハンガリー舞曲 第五番」
スメタナ 「歌劇:売られた花嫁 序曲」
岡田貞一 「ふるさと」
最近、きちんとオケのコンサートを聴きに行っていなかったので、久々で大興奮しました。
第一部のチェリスト、ナレク・アフナジャリャン氏はアルメニア出身で、2011年のチャイコフスキー国際コンクールで第一位とゴールドメダルを獲得、そのほか輝かしい成績をお持ちの、新進気鋭の若手チェリストです。
ドヴォコンはチェロ愛好家のみならず、好きな方が多い曲ですよね♪
しかもチェコ人の指揮者、チェコフィルとなると、思い入れも強いのではと思いました。
ナレクさんの演奏は、繊細で歌心のある演奏で、高音が伸び伸びしていて聴いていて心地よい演奏でした。
ドボコンの生演奏は、これまで、ミッシャ・マイスキー氏、堤 剛氏の演奏を聴いたことがあります。
聴く度に感動するのですが、今回はいつもと違って私自身の聴き方が違っていました。
座席が一階真ん中後方で、一番オケの音がまとまって聴こえる辺りだと思うのですが、事前にスコアで勉強していたためか、各パートのバランスやソロとの掛け合いを中心に聴くことができました。
(いつもはソリストに釘付けになってしまうので)
三楽章のフィナーレは、究極にvolumeを絞ってそこから一気にクレシェンドに持っていくところなど、聴いていてゾクゾクしました。
アンコールには、なんとご本人の歌がついていて、民謡調かつロックな曲調が新鮮でした。
「ラメンタシオ」は2cellosが弾いていそうな音楽でした。
後半のブラームスも、ちょっと前に月一合奏の会で弾いた&スコアを勉強した経験が生きて、こちらも全体のバランスや曲の構成を中心に味わうことができました。
何といっても、上手い!
弦パートももちろんそうですが、管パートがとびきり上手かったです。
アンコールの売られた花嫁・・・は初めて聴きましたが、弦が無茶苦茶難しそうでした。特に、コントラバス・・・こんなに指が動くの?!ってくらいバリッバリ弾いていました。
今日は、耳から幸せになりました。
これから美味しいものを食べに出かけてきます。
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by morpheus-cello
| 2013-10-27 17:30
| Music-2, classic