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学会終了♪

一昨日の演奏会の興奮冷めやまぬまま、週末の学会参加&発表も無事済みました!

今回は国内学会での英語でのポスター発表。
4分のプレゼン+3分の質疑応答+ポスター前待機、といういつもながらのスタイルですが、久々すぎてとても新鮮でした!
初めて国際学会で英語で発表したのは、医学部4年生の頃ですが、そのころは怖いもの知らずで、堂々としていたものです。それが卒業して色んな世界を見るにつれ、少し緊張したりもしましたが、持ち前の?!度胸で場数は随分と踏みました。今回の発表は、初心に帰るような気分で臨めました。

海外の大規模学会だと、ポスター前に数時間たちっぱなしで、近寄ってきた方に話しかけてプレゼン&質疑応答のスタイル。
オーラルだと、せいぜい持ち時間15分くらいなので(とっても偉い先生は1時間くらい話されますが)、専門分野の言い回しなんかはほぼ頭に入っています。大学院生の頃は、医局で予演会もありましたし、先輩方に随分厳しくご指導いただきました☆感謝・感謝☆ 
また、海外でも小規模学会だと合宿形式になるので、発表時間以外にも、コーヒーやワイン(さすが海外)片手に、例えば夕食後にも立ち話で延々サイエンスについて語り合うというスタイル。(合宿形式だと、同性同士で相部屋+三食共にしますからね…。)
こちらは原稿を覚える、というのが通用しないので、自然に日常会話をする延長線上でサイエンスの内容を語るという雰囲気になるのです。スラングが入って国ごとに訛りが入り、早口でまくしたてられると太刀打ちできなくなる普通の日常会話よりも、仕事の話の方が共通言語が多くて、その分、分かり合える部分が多くて個人的には好きです(笑)。

それから、海外の地に降り立って数日たつと、英語で思考回路が成り立つようになるので、自然にディスカッションができるのですが、国内で、いきなりついさっきまで日本語で話していた人たちを目の前に、英語で話して英語でディスカッションをするのには、この学術集会に参加して10年以上経った今でも違和感を感じます。
海外からの招待演者もいらっしゃるし、若手のトレーニング目的という意味もあるのですけどね。

まぁでも、確かに、場数を踏むと緊張しなくなるし、言葉に詰まっても他の単語がすっと出てくるようになったので、成果は出ているのかもしれませんね。
英文論文の読み書きは不自由しなくても、議論するとなると億劫になるのは日本人の弱み。
でも、中味がきちっとしていて(←ここ大事)、普通にアクセントに気を付けてゆっくりしゃべったら、相手も理解しようとしてくれているので、十分通じるように思います。
特に、米国よりも欧州の方が英語nativeでない方も多いので、何だか親しみやすい。米国も人種の坩堝と言われるだけあり、いろんな方がいらっしゃいますが…。以前ドイツの方と共同研究したのですが、とても良い関係で気質が似ているからか仕事を進めやすかったし、コミュニケーションも取り易かったです。ミュンヘンで打ち合わせをしたときも、きちんと5分前には先方が来られていましたし!
ネットがこれだけ普及すると、世界との距離が近くなりますが、その分情報が出回るスピードも速いし、競争相手がいる場合はかなり慎重にならないといけませんね…。

と話がそれましたが、英語のプレゼン四方山話でした♫ ちなみに、基礎系の学会は平日が多いのですが、臨床系の学会はどうしても週末になりますね…。なので土日も仕事したまま来週に突入です。

それからもうすぐGWに突入ですね♪ 私は仕事&帰省、半分ずつの予定です。

では良い一週間になりますように~。

by morpheus-cello | 2015-04-26 21:58 | Medical Life