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ベートーヴェン・ツィクルス vol.3 関西弦楽四重奏団

早速行ってまいりました!
ベートーヴェン・ツィクルス第三弾。

弦楽四重奏曲 第三番 ニ長調 作品18-3
弦楽四重奏曲 第十四番 嬰ハ短調 作品131

この前訪れたばかりのカフェ・モンタージュ。
前回よりも右手寄り、お約束のチェロのボウイングがななめ前から見える席に座りました。
両隣が、チェロ弾きさんという偶然!
この日は一人で訪れたので、急にチェロを弾かれる方にお会いできてお話できるなんて…。自動的にチェロ弾く人はいいヒトという刷り込み?先入観?があり、何となく親近感を抱きました。
会話はひょんなことがきっかけ。
知り合いの知り合いはみな知り合い…。APA繋がりの知り合いがいる(私は加入していないけれど)ということで、話が弾みました。

一昨日はチェロのレッスン、昨日は所属する団の演奏会、そしてこの演奏会…と連続して楽しいことばかりで、こんな幸せで良いのかなと思ってしまうくらいでしたが、日中はガッツリ仕事をしたので、何とも言えない至福のひと時でした。

何といっても、初期と後期の両方を一度に演奏される、奏者の方々の集中力と体力が凄いっ。
だけれども、それだけではなく…
今宵のTake home messageは…*
「ベートーヴェンのカルテットを演奏するということは、気力と体力は勿論のこと、知性(綿密な解釈や表現力)が必要なことなのだなぁ」と実感する、知性溢れる濃密な一時間強でした。 (*注:今宵のTake home message, 気が向いたらシリーズ化します。)

特に14番は曲が進むにつれ、激しくなっていき、最後の最後にはダンス!
熱にうなされて、うぁ~って踊るような躍動感。
演奏終了後は、拍手が鳴りやみませんでした。
演奏の最後に、定番なのか?!ヴィオラの小峰さんの小話的解説が入るのですが、シャイなお人柄なのか、おっとりとしたお話のされかたと独特の表現が「面白かった」です。
すかさず入る上森さんの突っ込み(論理的解説)も面白かったですし、「あ~なるほど」と納得できました。

本日の出演者の方々の衣装が、前回とは一変して黒でシックな感じだったのも、また良かったです。(前回のファンタジー系のお衣裳も勿論、素敵でした!)
特にバイオリンの女性陣の纏う黒と、14番最後(7楽章)の盛り上がりの雰囲気が、相互作用していて恰好よかった。

演奏会終了後、お客さん同士で会話が弾み、私もアマチュアのヴィオラ弾きさん、チェロ弾きさんと一緒に、色々と好きな音楽な話をしました。こういう場所で初めて、名刺交換をしました…(笑)。
(意外と?!似た者同士が集まるのか、同じような業種でした…(笑))

また、奏者の方々とも、演奏会後に歓談できるシステム、素晴らしいですよね。
正直、直前まで渾身の演奏をされていた方々には、恐れ多くて気軽にお話するのが躊躇われますし、
また実際にお声をかけるとしても、こちらも素晴らしい演奏に感動した直後で、上手く言葉が出てこないのですが、それでも短い言葉で感想やお礼を言えるのは嬉しいですし、リピーターが多いのも分かる気がします。

最近、カフェ・モンタージュ推しのため、同僚やアンサンブル仲間に宣伝しまくっているのですが、
ホームページの写真やデザイン、Facebookの記事、コンサートフライヤー、演目、出演者、企画…
どれをとっても So Cool !なので、周りも私の「モンタージュ推し」プレゼンに納得してくれます。

by morpheus-cello | 2015-08-10 23:51 | Music-2, classic