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ベートーヴェン・ツィクルス vol.5 関西弦楽四重奏団

関西弦楽四重奏団 ベートーヴェン・ツィクルス vol.5

ヴァイオリン:林七奈  
ヴァイオリン:田村安祐美 
ヴィオラ:小峰航一 
チェロ:上森祥平
                         (敬称略)

L.v.ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18-4 (1800)
弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品59-3 ≪ラズモフスキー第3番≫ (1806)

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お仕事も予定通りにはかどって、ご機嫌さんでラボを出ようとしたら、後輩ちゃんに「morpheus-cello先生、演奏会楽しんできてくださいね~。」って声をかけられた…。何故かばれてる?! (笑)

それで、開演ちょっと前に到着すると、席は既に埋まりつつあり…。
でもお気に入りに近い場所で聴けて良かったかも。

Op.18-4は大好きな曲。正確にはベトQの中で二番目に好き(一番はOp.130;前回聴きました♪)
関西弦楽四重奏団のメンバーで過去に何度も演奏された曲なんだそうです。
きっと十八番なんでしょうね♫ とても良かったです。

アンサンブル仲間との譜読みの時に、「ここのスフォルツァンドってどのくらいで弾くのが良いのかな~。」って疑問に思いながら弾いていたところ、今まで(音源含め)聴いてきた中で、一番しっくりくるというか、納得!!!の演奏でした。

ラズモフスキーは、緊張感のある出だしから一転して緩むところが好き。
終楽章のアップテンポで難しそうなところ(フーガ…)、ヴィオラから始まる旋律が引き継がれていくところがめちゃめちゃかっこよかったです。チェロは大変難しそうなのに、いとも簡単そうにクールに(でも迫力はすごい)弾きこなしておられました⭐️
最後のユニゾンまで、一気に駆け上がる勢いで、終演後も拍手は鳴り止まず。

1st Vnは今回も*、2曲で交替されてました(Op.18-4が田村さんで、ラズモフスキーが林さん:*グラズノフ/ボロディンの時にもこの順で交替されていた)。
前も書いたのですが、お二人のヴァイオリンの音色はそれぞれ好きです。
私の勝手なイメージですけど、お花にたとえると、田村さんは百合(真っ白の…)、林さんは大輪の牡丹(綺麗なピンク色の…)です。

既にツィクルスは折り返し地点、フィナーレまで日程が発表されていました。
平日だと、「絶対に早く帰れない曜日」っていうのがあるのですが、何とか外れてるっぽいです。

オーナーの高田さんが何となくリクエスト的に言われていましたけれど、今日の二曲目のハ長調繋がりで、チェリストをもう一人呼んで、是非シューベルトの弦楽五重奏をしていただきたいです♫
(私の中では勝手にもう一人のチェリストのキャスティングが出来上がっていますが…(笑)。妄想が実現すると良いのにな~)

この前購入したCDに、サインまでしていただきました~☆

by morpheus-cello | 2016-05-20 00:30 | String ensamble