繋がる瞬間(^^♪

お久しぶりです、こんばんは。
やはり休み明けは、なかなか記事を更新する意欲がわかず…。

平日の朝の短時間練習と、休日のたっぷり練習も、最近は割く時間としてヴィオラ≧チェロっといった感じ。とはいえ休日はレッスンや合奏練習がメインなので、ほとんどチェロばかり弾いてますが。
平日は、それぞれの苦手なところをピックアップして(最近は特に計画表などつける時間もない)、弾けるようになるまで何度も繰り返す→できたら次。(完璧に出来なくても明日への目途が立てば次の課題へ)
って感じなのですが…。

ヴィオラはもっぱら、無伴奏(1番プレリュード)。
でも初心者で無謀な挑戦なのは織り込み済みなので、取りあえず友人に借りた磯さんの教則本でG-durのページに付箋を貼って、片っ端から弾く。スケールとか、ロングトーンとか。
それからカイザーは今はB-durなんだけど、指ならしに弾いてみたり、先生に「暇つぶしにちょうど良いけどそれ以上あまり役に立たない」といわれてしまったセヴシックを少し弾いてから無伴奏に取り組むと何となくヴィオラでの指板の地図が出来上がる感じになる。
(毎日このすべてをするのではなく、制限時間内で上記を適当に組み合わせてます。)
あとは、ヴィオラだと楽器の響きが骨伝導でダイレクトに耳・脳に届くので、純正律で音程を合わせ易いような気がして、開放弦を多用してます。
ただ、ボウイングがまだまだ…なので、録音を聴くと、骨伝導ダイレクト聴きよりもがっかりな感じに。響きに納得いくまで繰り返す。

チェロでは専ら苦手とする16分音符のパッセージ。(他にもいっぱいありますが…。喫緊の課題はこれ)
例えば、モーツァルトのkv.364の一楽章なんかは、客演ソリストのテンポの指示が♩=132(現実的にはたぶん126)だったりするので、あと2か月でそこまでもっていかないと…。
1月から譜読みを始めて、モーツァルトの独特の難しさ(天才の作曲した音楽には無駄な音符が一切ないので、どの音も音程は絶対に外せない、難しい曲をしかめっ面で弾いたらモーツァルトらしさが失われて台無しに…というプレッシャー)に苦しめられ、しかもEs durだし辛い~っと愚痴をこぼしながらなんとかここまで練習してきた。
苦しみながらも、バッハの無伴奏四番のプレリュードを弾いてからこの曲を練習すると、不思議と音程が綺麗に響いて楽しいということに気づいた。

他にも、ヘンデルやバッハ・ブランデンなどの速いパッセージ。
「カクカク」と弾くのではなくて、フレーズ感を持って、しかも弓が浮いた状態ではなく、脱力した状態で圧がきちんと弦にかかっている状態を目指して練習中。(ハイ・アマチュアでも完璧にできている人は少ない気がする…)
幾度となく、レッスンで右手(その背景にある身体全体)を重点的に、そして左手・右手・全身の協調運動を意識するようご指導いただいて、家でも何とか頑張っていくうちに、先日の朝練で、「パッ」と神経回路が繋がったと自覚できる瞬間があった。
まさにモーツァルトの一楽章の難所その1(B durの方)で実感。
「あ、この感覚、良いんじゃない?」と思い、調子にのって難所その2(Es durの方)を同じテンポで弾いたら、案の定ダメだったけど、何小節単位かで塊でパッセージを追って、その総和で大きなフレーズが成り立っていると理解すれば、あと2か月で何とかなるような気がしてきた。気のせいかもしれないけど。
遠くで撮った録音を聴かせていただいてみると(アンサンブルの練習で難所ばかり合わせるので)、細かい粗はあっても、何となくそれっぽく聴こえているから不思議。
でも、今の弱点はどの曲を弾いても共通している事項なので、苦手なことから逃げずに続けることで、逆にどの曲でも同じような箇所で躓かなくても済むようになると思えてきた。

譜読みの数が最近は多いのかなぁと思ったりするけれど、全く苦にならないし、多分楽しいから続けられるのだろうな~。

とにかく、どんなに時間がなくても「毎日」必ず楽器に触る! 出張とか当直とかでは無理だけど、ふとした空き時間で、ヴィヴラートとか指弓を「エア練習」したり、音源を聴きながらスコアを見たり、音名で歌ったり、スコアを思い浮かべながらボウイングを思い出すなど(←やり過ぎると事故しそうになるので注意;過去に自宅駐車場でこれしながら車を泊めようとしていて壁に車をぶつけました)。

新しいことを発見して世の中に発信するという、私の普段の仕事(研究の方ね)を考えても、結局は先人が積み上げてきた過去の遺産の上に成り立っていて、仮説の実証の為の地道な努力と、柔軟な発想、根気、研究者同士のコミュニケーション、が合わさり、それらの中から突然閃きや新たな発見が生まれたように見えるだけで、結構本質的なところでは繋がってるんだな…。
と夜中なので小難しいことを考えてしまった。

だから弦楽器は楽しい。
一度楽しさを知ると、やめられなくなるディープな世界ですね(笑)。

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by morpheus-cello | 2016-07-29 01:00 | Cello | Comments(0)

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